カテキンの効果
コーヒーには様々な成人病を予防する効果があることについて、今までに何度かお話ししました。
具体的には、糖尿病や心臓血管病や神経変性疾患、ガン等の成人病(生活習慣病)予防についてです。
ところで、緑茶に含まれるカテキン(ポリフェノールの一種)にも素晴らしい効果があるのはご存知でしょうか。
たとえば抗酸化作用(老化防止や生活習慣病の予防など)、殺菌作用、抗アレルギー効果、虫歯予防効果等々。 薬代わりとは言えませんが、コーヒー同様、様々な予防効果を期待できる成分を含んでいます。
私は、コーヒーだけでなく緑茶もよく飲みますが、ある日ふと思いました。
なぜ「コーヒー」+「ココア」の組み合わせはあるのに、
「コーヒー」+「緑茶」が無いのでしょう?
ココアも緑茶と同じく、ポリフェノールを含んでいて苦味主体の味わいだから・・・
同じように一緒に混ぜて飲んだら良いのでは?
名前は、カフェ・グリーンとかどうでしょう?!
緑茶コーヒーの感想と作り方
早速、下記3種類の方法で緑茶コーヒーを作ってみました。
飲んだ感想は・・・コーヒーの味わいにさらに「苦味」が加わり、かすかに緑茶の風味が・・・なかなか楽しい味わいで、クセになるかも知れません。
あと、コーヒーの味わいの方が強いので、コーヒー主体になりやすいと思います。恐らく、緑茶を少量入れるだけでは気づかない人が多いのではないでしょうか。
「コーヒーの苦味だけじゃパンチが足らない!」
「コーヒーにカテキン効果を追加したい!」という方は、試してみる価値アリです。
(1)粉末茶を使う方法:
粉末茶(緑茶を粉末にしたもの)を少量のお湯で溶き、抽出したコーヒーに入れて混ぜます。粉末茶を多めに入れれば、緑茶の香りと苦味を感じますし、一番カテキンを効果的にとることができます。
(2)緑茶をペーパードリップで一緒に抽出する方法:
ペーパードリップをする時に、コーヒー粉の上に緑茶を適量加えて、いつも通りドリップ抽出します。緑茶とお湯が接する時間が短いので、ほんのりと緑茶の風味を感じます。
(3)緑茶をフレンチプレス(プランジャー)で抽出する方法:
フレンチプレスにコーヒー粉を入れるとき、一緒に緑茶も入れます。(2)よりは緑茶とお湯が接する時間が長いため、より濃い緑茶の風味を味わえます。
コーヒーの健康効果と一緒に、緑茶の良いところもプラスするのは、少し欲張りすぎかも知れませんね。
緑茶を入れるとカフェインも多くなりますので、刺激が気になる方はくれぐれもご注意下さい。