コーヒー唯一のビタミン「ニコチン酸」

深煎り豆に沢山含まれるビタミン

焙煎したコーヒー豆、それも「深煎りの豆だけ」にたっぷり含まれる唯一のビタミンは・・・
ビタミンB3のうちの一つ「ニコチン酸」です。
「ニコチン酸」といっても、タバコのニコチンとは無関係ですのでご安心ください。

よく聞く「ナイアシン」は、この「ニコチン酸」と「ニコチンアミド」の総称です。
「ニコチン酸」は脂質異常症(高脂血症)の治療薬として使われることがあり、血液サラサラ効果が期待できます。
これは、当店の「長寿ブレンド」「浅煎り・長寿ブレンド」の商品説明でもご紹介していますね。
また「ニコチンアミド」は1型糖尿病の治療薬として使われることもあります。

なお、これらが欠乏するとペラグラ(赤い発疹ができる皮膚症状、口舌炎や下痢などの消化管症状、神経障害)が起きることもあるそうです。
だからといって薬品で大量摂取すると、副作用として消化不良、重篤な下痢、便秘、肝機能低下などが起こることも。
やはり栄養は、食品から摂るのが一番安全で副作用も無くて良いですね。

一日何杯飲めば良い?

さて、この「ニコチン酸」を自然な形で摂取するには、一日何杯のコーヒーを飲めば良いでしょうか?
深煎りコーヒーであれば、1日2-3杯で大丈夫だそうです。
ただ、コーヒー以外にもキノコ類やピーナッツにも含まれているそうなので「コーヒーで摂らなければ!」という訳ではありません。
肩の力を抜いていきましょう。
※キノコ類とピーナツが嫌いな方は、コーヒーで摂れると良いですね。

あと「深煎りコーヒー」と強調しましたが、「浅煎りコーヒー」にも少しは含まれているそうです。
また「浅煎りコーヒー」に豊富に含まれるポリフェノール「クロロゲン酸」の存在も見逃せませんので、できれば両方とも摂れると一番良いですね。
「細かいことを考えるのが面倒臭い!」という方は、当店の「長寿ブレンド」または「浅煎り・長寿ブレンド」をご検討ください^^

きまめや
生豆屋(きまめや)