コーヒーの入れ方
1.茶こし布ドリップ法
一人分を美味しくいれるって、実は結構難しい。
そこで、一人分でも美味しくいれられる、
茶こし(味噌こし)と布を使ったとっておきの方法を伝授致します!
※この味わいを知ると、ペーパーが使えなくなるかもしれません。
- コーヒーカップ
- 茶こし または 味噌こし(直径7cm)
- 布(綿100%、ネル) 15cm角(または円)
- サーバー
- 細口ポット または やかん
- 沸騰した湯
- あれば温度計
※豆は人気の有機栽培「きまめやブレンド」10gを中挽きにしました。
1.布をたっぷりのお湯で、20分間煮沸する。
<<ポイント>>
- 一番最初だけ、面倒でもちゃんと煮沸しましょう。布に付着している薬品類をしっかり落とし、布特有の臭いを除きます。
- 当店おすすめの有機栽培(オーガニックコットン)ネルですと薬品類の心配はありません。しかし、綿が本来持っている油が残っていますので煮沸は必要です。
- 2回目からは、お湯で洗うだけで大丈夫です。洗剤は絶対に使わないでください。
2.沸騰したお湯を細口ポットにいれて90℃前後になるまで待つ。
<<ポイント>>
- お湯は、湯冷まし(ぬるま湯状態)で飲んでもおいしいものを選ぶこと。
- やかんで沸かして、温めていない細口ポットにお湯を移すと、ちょうど適温に近くなります。
- やかんで抽出する場合は、ちょっと置いて冷ましましょう。
3.布を茶こしに敷いて、湯通しする。サーバに湯が落ちたら、捨てておく。(左上写真)
4.きまめやブレンド10g(中挽き)を入れ、中心から円を描くように湯を注ぎ、全体をしめらせて1分間蒸らす(左下写真)。
<<ポイント>>
- お湯は、湯冷まし(ぬるま湯状態)で飲んでもおいしいものを選ぶこと。
- やかんで沸かして、温めていない細口ポットにお湯を移すと、ちょうど適温に近くなります。
- やかんで抽出する場合は、ちょっと置いて冷ましましょう。
5.ゆっくりと茶こしの真ん中に湯を注ぎ、あふれないように気をつける。
1人分を抽出したら、素早く茶こしをサーバーから外す。
<<ポイント>>
- お湯があふれないように注ぐと、自然にゆっくりになります。一人分のコーヒー液が抽出されたら、すぐに茶こしを外して抽出オーバーにならないように気をつけてください。
6.温めておいたカップに注げば、できあがりです♪
<<ポイント>>
- あたたかいうちにお召し上がり下さい。
- 作ったコーヒーを長時間保温すると、どんどん味が落ちます。どうしても作り置きする場合は、飲む直前に沸騰させないように気を付けて温めてなおして下さい。
- クリームやお砂糖を飲む前にいれるのも結構ですが。自分の腕前を知るためにも、まずはブラックで味見してはいかがでしょうか。自分好みのコーヒー見つけるヒントになると思います。
7.使い終わったら、お湯でよく洗ってコーヒー豆の油分を取り除き、しっかり干しましょう。
<<ポイント>>
- できれば天日干しが良いですが、室内でも十分乾きます。干すことで、細菌の繁殖も防げて衛生的に保管できます。
水に浸して冷蔵庫に入れる・・・という保存方法でも良いですが、冷蔵庫の肥やしにならないように気をつけて、毎日水を取り替えましょう。 - 中央部分がコーヒーで染まっています。「コーヒー染め」と呼ばれる染め物があるくらいなので、気にしないで使いましょう。使い込んでいくうちに、だんだん愛着がわいてきます。
- 布は切りっぱなしで、縫っていません。その方がコーヒー粉が入ることなく都合良いです。生地がほどけるのが気になる方は、縫っても良いでしょう。
- 味わいがあっさりしすぎの時は、もう少し厚手の(目の細かい)布を。濃すぎる時は薄手の(目の粗い)布を選びましょう。布選びは、味わいの決め手になります。
味噌こし(直径7cm)で同様に抽出すると、さらにコクが出ます。
味噌こし(径7cm)だと、茶こしよりも径が小さい(場合が多い)のでさらにコクがでます。高さもあるので、ギリギリ2杯分(20g)までいれられて便利です。
上の写真のように、布を丸く切ると、ちょうど収まって良いですね。
干した時も、あまりコーヒー染めが目立ちません。
もし入手できるようでしたら、是非おためしください。
店長イチオシの有機栽培製ネル&味噌こしを、コーヒーと一緒にお届けすることもできます。ご購入は商品一覧の「ネル&ペーパー」からどうぞ。
お問い合わせはこちらまで:info@kimameya.co.jp