ひんやりクリーミー。コーヒー・グラニータの作り方

出来上がり
コーヒー・グラニータ、生クリーム添え。
シャリシャリしたコーヒーシャーベットに、純生クリームが良く合います。

前回は「ギリシャコーヒーの考察と濃度」について報告しました。
今回は、梅雨明けの真夏日にピッタリな、冷たくて美味しいデザートを紹介したいと思います。

コーヒー・グラニータ(GRANITA DI CAFFE)とは?

イタリアの氷菓(=グラニータ)です。日本では「グラニータ・ディ・カフェ」と表記される事が多いです。
エスプレッソに砂糖を入れて作るのですが、シャリシャリした食感が涼しげで、夏の暑い日に朝食としてブリオッシュ(パン)と一緒に食べることもあるそうです。

作り方は色々あるようですが、材料はエスプレッソ(または濃いコーヒー)と砂糖だけで、とってもシンプル。シャーベットを作る時のように凍らしては混ぜ、凍らしては混ぜ・・・を繰り返して空気を含ませ、シャリシャリ感を出すのがポイントです。

私がイタリアで食べたのが生クリーム添えで美味!だったので、今日はそれをご紹介します。

使用するコーヒーについて:
エスプレッソの濃い味わいに慣れていない方は、濃い目に入れたコーヒーを使う方が無難だと思います。
エスプレッソに砂糖を入れるだけで飲める方は、ぜひエスプレッソでお試し下さい。

※下記、GRANITA DI CAFFEE CON PANNA の”PANNA”は、生クリームという意味です。

コーヒー・グラニータ、生クリーム添え(GRANITA DI CAFFEE CON PANNA)の作り方

フォークで混ぜる

材料:(2人分)
入れたての濃いコーヒー(またはエスプレッソ)250cc
砂糖 40g
生クリーム 適量

(1)濃いコーヒーに砂糖を入れて、よく溶かす。
(2)冷めたら容器に流し入れフタ(またはラップ)をして、冷凍庫に入れる。
(3)30分~1時間経ったらフォークでザクザク混ぜて、再び冷凍庫へ・・・を3~5回繰り返す。
(4)グラスに入れて、泡立てた生クリームをのせたら出来上がり!

出来上がり

※深煎りで苦味の強い豆を使ったほうが美味しいです。
※冷凍時間は冷凍庫の温度によって異なります。凍ってきたら混ぜる!という感じで作ってみて下さい。

※上記分量は、甘さ控えめになります。冷凍庫で冷やすと甘味を感じにくくなるので、スイーツとして楽しみたい場合は砂糖の量をお好みに合わせて増やして下さい。

※生クリームは、植物性ではなく純生クリームが美味しいです。 生クリームの風味とコクが、グラニータと大変良く合います。
クリームには砂糖(分量外)を入れても良いですが、私は無糖で作ってグラニータの甘味と合わせて食べるのが大好きです。

※生クリームは高脂肪なほど泡立つのが早いです。泡立てすぎには、十分お気を付け下さい。もし泡立てすぎてボソボソになってしまったら、まだ泡立てていない生クリーム(または牛乳)を少量ずつ注いで、ゆっくりゴムべらで混ぜて元に戻します。
※グラニータを冷凍庫で保存する場合は、しっかり密閉して冷凍庫の臭いが移らないようお気を付け下さい。

簡単に作りたいなら、シャカシャカ混ぜるのがオススメ!

フォークで混ぜるのが面倒な場合は、冷凍できる密閉容器に入れて凍らし、時間が来たらシャカシャカ容器ごと振るのが簡単でとってもおすすめです!
容器に入れるコーヒーの量は、半分くらいまでにしておくとシャカシャカ振りやすいです。

混ぜやすい
シャカシャカ振る!

GRANITA DI CAFFEE CON PANNA
私が真夏のローマで食べた”GRANITA DI CAFFEE CON PANNA”です。
無糖の生クリームがタップリで、グラニータの甘さ&冷たさと合って最高に美味しかったです。
きまめや
生豆屋(きまめや)