フレーバーコーヒー大解剖

フレーバーコーヒーとは

コーヒー豆に、添加物を使って風味と香り(フレーバー)をつけたもの 
です。多くの企業では、合成されたエッセンスを使用しますが、一部の 
企業では天然のものを使用しているようです。 バニラやチョコ、ナッツなど、いろいろなフレーバーがあります。 

使用される添加物

私の手元にあるフレーバーエッセンスを見てみると、後ろの方に 
「天然香料」(香りづけとして )
「安息香酸」(合成保存料として) 
「ソルビン酸カリウム」(合成保存料として )

と書いてありました。 
とりあえず、このエッセンスは合成香料を使っていないようですね。 
ここで気をつけなくてはいけないのは、天然だから安心だとか、合成だから心配という問題ではないということです。 

たとえば合成保存料の「ソルビン酸カリウム」は、亜硝酸ナトリウム (ハム・ソーセージなどの発色剤)と反応して発ガン物質に変わるとか、「安息香酸」は染色体異常ありとか言われていますね。 

では「天然香料」だったらいいか?というと、そういう訳でも ないようです。一体天然の何からどうやって抽出しているの?という 疑問も出てきます。 
よく天然着色料が虫や植物から抽出されている、とは聞きますね。 

結局、無理に(人工的に)高濃度で抽出したものには、何かしらの問題 が生じ、体に負担をかける可能性があると思われます。

だからできるだけ自然のままのものを香料として使用してみるのはいかがでしょうか。例えばバニラフレーバーだったら、コーヒー粉にバニラビーンズの種を 
しごき出したものを混ぜてみるのはいかがでしょう?
シナモン風味なら、フワフワミルクをのせたコーヒーにシナモンパウダーをかけるのも良いですね。もちろん、シナモンスティックをブラックコーヒーに入れても、面白いかも知れません。体にも優しそうな感じです。 

そうはいっても。やっぱり私は、コーヒーは本来持っている香りを楽しむのが一番だと思います。「人工的にフレーバーをつけるなんて、もったいない!」
というのが正直な気持ちです。あと、あの強烈な香り(臭い)はちょっと苦手です。 フレーバーコーヒー大好きな方、どうもすみません。

きまめや
生豆屋(きまめや)