コーヒーを飲むと肌が黒くなる?
以前、「黒々とした色合いから、コーヒーが体に良くないという誤解が生まれているのでは?」というお話をしました。
それについて「どうして黒くなるの?」というお問い合わせがありました。
私はコーヒーの色を見ても、美味しそう! としか思わないのですが、中には「あんな黒い飲み物を飲むと、肌が黒くなる!」と真面目に考えている方もいるそうで・・・ビックリしました。
コーヒー色の正体
自宅で焙煎する方はよくご存じかと思いますが、焙煎する前の生豆は、白っぽい緑色をしています。もちろん、豆の種類や採れた時期・場所によって多少色合いは変わってきます。
その生豆が、焙煎することによって茶色になり、深く焙煎するほど黒っぽい色合いになってくる訳です。
化学的には、生豆成分中のショ糖が焙煎によってカラメル化するために茶色になってくる訳ですが、厳密には複雑な構造になっていて、まだ未解明の部分があるということです。
「未解明」とか書くと、「やっぱり怖い」となりそうですが、よく口にするカラメルシロップも未解明な部分があるくらい複雑な構造だそうです。
「プリンのカラメル」を食べても、肌の色は黒くなりませんね?
それと一緒で、コーヒーを飲んでも何も問題はありませんのでご安心ください。