12月29日(金)から1月3日(水)まで、年末年始休業でお休み致します。
年内発送の受注は終了致しました。
ご注文いただいた順に、年明けから発送手配致しますので、どうぞよろしくお願い致します。
※休業明けはご注文が多くなることが予想されます。ご入り用の際は、できるだけ早くご注文下さいますようお願い致します。
こちらの都合で大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します [E:shine]

美味しいコーヒーの入れ方、コーヒーと健康、日々のつぶやき。
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以前、フレンチプレスを買う前に、好みに合うかどうか茶こしで試してみよう!というお話をしましたね。かれこれ5年前になります。
その「茶こし抽出法」については、こちらからご覧下さい。
その後、「まったりした濁りコーヒーが飲みたい」と思った時はフレンチプレスを楽しんでいたのですが、つい最近メッシュ部分が壊れてしまいました。そこからコーヒー粉が漏れてしまうため、もう使えません。
かなり古いフレンチプレスで部品交換できずあきらめようかと思ったのですが、以前自分が茶こしを使って抽出したのを思い出しました。
フレンチプレスの容器に通常通りコーヒー粉とお湯を注ぎ、最後に茶こしで濾す。それだけなのですが、十分美味しい! さらに、フレンチプレスのメッシュに付いたコーヒーを洗い流す手間も省け、茶こしに残ったコーヒー粉をそのまま廃棄(または消臭剤等に再利用)できます。
後片付けがとっても楽で美味しいなんて・・・
「もうフレンチプレス要らないのでは?!」と思ってしまいました(メーカーさん、すみません)。
実際に、新しく買った「フレンチプレス」と、プレス無しの「茶こし抽出」で、味わいを真面目に比較してみました。
その結果、違いはありませんでした。
プレスといっても、ピストンを押したときに絞る訳ではないので、味わいは変わらないのは当然かも知れません。
つまり、メッシュ付きのピストンが無くても、細かいメッシュの茶こしがあれば同じ味わい・まろやかな口当たりを作ることができます。
ただ下記の点について注意した方が良いでしょう。
(1)コーヒー豆の挽き加減が細か過ぎる(パウダー状)だと、茶こしが目詰まりしやすい。
当店でフレンチプレス用(プレス式)で挽く時は、少し粗めに挽くので問題ありません。
でもご自宅で極細挽きにしてから茶こしを使うと、途中から抽出液が落ちにくくなる可能性があります。
その際は、途中で注ぐのを止めて、一回茶こし内のコーヒー粉を取り除いた後に、再度注ぐと大丈夫です。
※「上品でまったりしたコクのあるコーヒー」を目指すなら、粗めの挽き加減で長めに抽出する方がお勧めです。
(2)抽出時の容器は、深いものを使う。
浅い容器だとコーヒーが早く冷めるし、よく蒸れません。
フレンチプレスのような深い容器にコーヒー粉とお湯を入れ、抽出中(待ち時間)はフタをしておく事をお勧めします。
(3)上品な味わいを出したいなら、混ぜない!
これはフレンチプレスでも言えることですが、コーヒー粉にお湯を注ぐときは静かに、そして決して混ぜない!のが原則です。
そのため、コーヒー粉とお湯がしっかり馴染むように、お湯は2回に分けて注ぐことをお勧めします。
1回目は馴染ませるために適量(コーヒー粉全体にお湯が行き渡るように)入れてみてください。コーヒーの鮮度により15秒から1分ほど待ち、残りのお湯は2回目に全て注ぎます。
2回目のお湯を注いだら、自分好みの濃さになるまで待ちましょう(メーカーは全行程4分間を推奨)。
特に当店のコーヒー豆は発送日焙煎でとても新鮮なので、炭酸ガスを沢山含んでおり、お湯と混ざりにくいです。 でもちょっとした工夫で、新鮮で胃への負担が少ない、上品な「まったりコーヒー」を楽しめます。ぜひお試し下さい。
しかし、見た目はやっぱりフレンチプレスがあった方が格好良いのは確かです。
お客様が来たときにはフレンチプレスで、という使い分けでも良いかも知れませんね。
コーヒーと目眩の関係について書かれている記事をいくつか見つけました。それらの記事では、主な原因として下記があげられていました。
1)カフェインによる影響(カフェイン過敏症を含む)
カフェイン過敏症の人だけでなく、免疫力が低下している時や胃腸が弱っている時などにコーヒーを飲むと、カフェインの刺激で気分が悪くなったり、動悸、発汗、手の震え、脱力感等の症状が出ることがある、とのことです。 つまり、カフェインが目眩を起こしている、という説です。
2)脳や神経などの別の異常
コーヒーをやめても目眩が改善しない人は、身心の別の異常の可能性がある、とのことです。つまり、コーヒーのせいだと思っていたら、別の病気のせいだった、という説です。
以上です。確かに、そういうことも考えられますね。
でも、コーヒーに入れる「砂糖」も原因になりうることが、全く書かれていなかったのが不思議でした。
砂糖の糖質と、コーヒーの何らかの成分(恐らくカフェイン)の効果で、血糖値が急上昇するのは以前お話ししましたね。 その後に急降下した際に発汗、動悸、手の震え、脱力など低血糖の症状が起きることがあります。特に空腹時は、急降下しやすいです。
飲んだ直後の急上昇の時は「力が沸いてきた~!!」となるのですが、急降下の時には強い空腹感とともに「ふらふら~」となってしまう訳です。
これはカフェインと糖質がたっぷり入っている「エナジードリンクや栄養ドリンク」も全く同じですね。
このように血糖値が急上昇・急降下しやすい人は、意外と多いと言われています。
一説によると、日本人の2人に1人が低血糖症ではないかと言われているほど潜在的患者がいるとか。ちなみに私も、そのうちの一人です。
甘いものを肌身離さず持っていないとダメという人は、もしかしたら私と同じ体質かも知れません。
以前は、体調が悪くてフラフラしているのかと思っていましたが、血糖値が急上昇しない食生活に変えたら大幅に改善されました。 ここ数年、低血糖の症状は全く出ていません。
もちろん「たっぷり砂糖を入れても全然問題無い!」という体質の人も沢山いますので、一概に砂糖が悪いとは言えません。ただ私のような体質の人は、少し工夫して「甘いコーヒー」を楽しむことをお勧めします。
コーヒーに砂糖を入れる人が多いのは、やはり苦みを相殺するためでしょうか。
そんな甘党の方ができる対策としては・・・
(1)ミルクやクリーム・豆乳等を入れて味わいをまろやかにして、砂糖の量をできるだけ減らす(ミルク等は糖質が低いので血糖値があがりにくいです)。
(2)一緒に食物繊維の多いものを食べる(食物繊維を一緒に摂ると、血糖値の上昇・下降がゆるやかになります)。
(3)砂糖以外の低糖質な甘味料を使う(※副作用があるものもあるので、ご注意下さい)。
たとえば、私は空腹時にエスプレッソに砂糖を入れて飲むと、30分~1時間後には必ず強い脱力感に襲われフラフラします。 コーヒーに限らず、コーラ系、コーヒー紅茶系の甘いソフトドリンク、栄養ドリンクを空腹時に飲んでもダメです。
あと濃い抹茶&甘い和菓子の組み合わせも苦手です。すごく美味しい組み合わせなので、本当に残念ですけど。
甘いコーヒーのお話をしましたが、私は「甘くないコーヒー」の方が好きです。
コーヒー本来の味わいを楽しめますし、一緒に食べるスイーツの味わいもグッと引き立ちますね。
甘党の方も、新鮮なコーヒーを入手できたら是非「砂糖無し」でお試し下さい。
きっと新しい発見があるに違いありません。
豆乳には大きく分けて2種類あります。
「調整豆乳」と「無調整豆乳」で、どちらを選ぶかも重要なポイントになります。
調製豆乳:
味わいが牛乳に近い風味な場合が多く、初めて試す方にも飲みやすいと思います。
またコーヒーと合わせた時に分離しにくく、それほど温度等を気にせずに気軽に作れるのも魅力ですね。
ただ、風味良くするため、または品質を安定させるために、乳化剤、糊料、香料などの食品添加物や砂糖(!)が入っており、気になる方は要注意です。
大手カフェで使われている豆乳は、特に表示が無い限りは調製豆乳を使っていると考えて良いと思います。
無調整豆乳:
私のようにお豆腐の香りが好きで、食品添加物が気になる方におすすめです。
でも熱々のコーヒーと合わせると、主成分のタンパク質が固まって分離してしまう恐れがあるので気をつけてください。
またコーヒーと混ぜる前に豆乳だけ温める場合は、人肌よりも少し熱いくらいで止めましょう。約63℃を過ぎると分離・凝固しやすくなります。
※ドリップしたコーヒーに冷たい豆乳または人肌程度に温めた豆乳を加える程度なら、あまり心配しなくても大丈夫だと思います。ドリップし終わった段階で、コーヒーの温度も適度に冷めていますので。
無調整豆乳をカフェで出すのは難しいかも知れません。やはりお豆腐感がかなり強くなりますので、一般ウケはしないと思います。
もし出すなら「無調整(無添加)」をアピールしないと、「ここのソイラテは不味い」と誤解が生じる可能性も。
私は逆に、砂糖を入れていないのに「甘くてミルキィなソイラテ」を飲むと「大丈夫これ?」と心配になりますが・・・。
豆乳や大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、フラボノイドの一種です。これは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをし、また抗酸化作用があるため、健康維持や美容に大きな効果があると言われています。
その一方で、体への作用が強いため過剰摂取への注意も聞かれるようになりました。日本人は元々、お豆腐や納豆、みそ・醤油など昔から大豆を日常的に摂取していますので、耐性があるような気もしますが。それでさらに過剰摂取になってしまっているかも?と考えると・・・少し心配ですね。
どのくらい飲んでも大丈夫?と言われてもお答えするのが難しいですが、一日に何度もソイラテを飲まずに1回飲んだら次は他のものを飲もう!という感じで良いのではないでしょうか。
農林水産省は大豆イソフラボンについて、特に妊婦さんと小さいお子さんは摂りすぎ注意と言っています。また、まだ研究段階でその影響が良く分かっていない、とも。
とりあえず「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということで。
焙煎したての新鮮なコーヒーなら、ブラックでも十分美味しいですよ!