焙煎日と賞味期限

皆さんにとって「(飲める)コーヒー」とは、どんなものでしょう?
色が黒ければコーヒー、苦ければコーヒーという人もいれば、
焙煎してから1週間以内のものだけがコーヒー、
挽きたてを抽出してから5分以内のものだけがコーヒー、オーガニックのものだけがコーヒーという人まで様々です。
今日は、こだわりの一つ「鮮度」に関するお話です。

賞味期限って?

当店の焙煎豆を通信販売でお買いあげいただくと、焙煎日(発送日)と保存方法が書いてある紙が同梱されてきます。そこには、賞味期限は焙煎後6ヶ月間とも書かれています。
この賞味期限とは品質保持期限のことで「ちゃんと保存方法に従ってくれれば十分保存できますよ」ということを意味しています。

ただ、コーヒーを美味しく飲める期限かどうかは、全く別の問題になります。「美味しさの期限」は、飲む人の価値観によって決まるからです。その判断材料の一つとして、「焙煎日」がとても大事になってくるのです。

でも、すでに焙煎してある豆を購入すると、焙煎日の表示義務が無いため「いつ焙煎したか分からない」という場合が殆ど。これじゃあ、どのくらい古いのか分からないですね。
自家焙煎のお店で買うなら「いつ焙煎したの?」と思い切って聞いてみましょう。良心的な店ならば正直に教えてくれるかも知れません。

おすすめの飲み頃

店長おすすめの飲み頃は、以前お話しした通り「焙煎直後~翌々日」くらい。そこから1~2週間くらいかけて味の変化を楽しむのもまた良いですね。
※詳しくは「コーヒーの飲み頃」からご覧ください。

ちなみに「当店の豆を半年冷凍保存した豆」と「他店の焼きたて豆」なら、どっちが良い? と聞かれれば、迷わず「当店の冷凍豆!」と元気に答えるでしょう。
自分の豆を信頼しきっている店長は、殆ど親ばか状態かも知れませんね。
※でも「あんしん・おいしい・新鮮」にこだわるなら、当店の豆達は絶対にオススメです!

当店のように味わいに直接影響してくる「鮮度」や「安全性」「欠点豆の除去」にこだわるのも一つ。
徹底的に低価格にこだわるのも一つ。
十人十色、色々な好みがあって良いと思います。

きまめや
生豆屋(きまめや)