飲み頃はいつ?
コーヒー豆の飲み頃は一体いつなのでしょうか。
「焙煎したてが最高!」という方もいれば、
「やっぱり焙煎の翌日だね」という方も。中には、
「1週間経たないと、本当の味わいは出ない」
「2週間目が一番おいしい!」という方もいらっしゃいます。
さすがに「2週間以上過ぎるとおいしい!」という話は聞いたことがありませんが。
店長おすすめの飲み頃
焙煎後2時間経過すると酸化が始まるという噂を聞いたことがあります 。しかし私は「焙煎した翌日、または翌々日」くらいの豆が、一番好きです。
何とも言えない芳醇な香りがして、クラクラっときますね。
そして思わず「はぁ」とため息。何年もコーヒー豆を焼いていても、毎日感動できるコーヒーって本当にすごいなぁ、、と思います。
焙煎したての豆ってどう?
では、焙煎したての豆はダメかというと・・・。
強い香りはありませんが、とても透明感のある味わいが楽しめます。
あまり横文字を使うのは好きではないですが、あえて使うと「ピュアな味わい」ってところでしょうか。焼きたてでしか味わえないこの感覚も、結構クセになります。
このクセは、自宅焙煎にのめり込んでいる方によく見られる症状です。
さてさて。ここで注意しなくてはいけないのは、下記の例外です。
挽き豆は例外!
残念ながら、挽き豆の場合は例外です。なぜなら、コーヒー豆は挽いた瞬間に香りの5割は飛ぶと言われているからです。これはコーヒー豆の表面積が一気に増えるためで、酸化も同時に早まってしまいます。
そのため、挽いたらできるだけ早く召し上がっていただく方が「おいしいコーヒー」になります。
もしミル(豆を挽く道具)をまだ持っていないなら、この機会にぜひご検討下さい。量販店で売っている安価な電動ミルでも、挽いてある豆でコーヒーを入れるよりはずっと香りを楽しむことができるはずです。
ぜひ焼きたて・挽きたての豊かな香りを、皆さんに知っていただきたいです。