ロイヤルミルク珈琲の作り方

ロイヤルミルクティーからロイヤルミルク珈琲

私は、牛乳と一緒に紅茶を煮て作る「ロイヤルミルクティー」が好きです。
この「ロイヤル」の響きが、いかにも「英国王室で親しまれている紅茶」という感じで、高貴な雰囲気がありますね。
実はこの「ロイヤル」+「ミルクティ」は、日本人が作った和製英語(造語)だそうです。
煮出す方法は英国式ではなく、むしろインド式のミルクティー(チャイ)が源流だとか。

なるほど。牛乳で抽出した珈琲を「ロイヤルミルク珈琲」と名付けようと思ったのですが。
むしろ「チャイ風珈琲」と呼んだ方が、良さそうですね。でも何となく「ロイヤル・・・」の方が慣れているので、そのまま行き たいと思います。
 

ロイヤルミルク珈琲の作り方

牛乳とコーヒーだけで作るので、とてもコクがあります。茶こしで濾すので、少しコーヒー粉がカップに残りますが、細かいこと は「気にしない♪」のが最大のポイント。
よろしかったらお試し下さい。
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<材料 1人分>
牛乳 160cc
新鮮な深煎りのコーヒー粉10g(中挽き)
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<作り方>
1.鍋に牛乳を入れて弱火にかけ、沸々してきたら火を止めてコーヒー粉を入れる。
2.スプーンで10秒ほど混ぜた後、1~3分置く。
3.茶こしで濾しながらカップに注げば、出来上がり!
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<ポイント>
※牛乳を温めるのは、電子レンジでもできます。鍋を洗うのが面倒な時はお試し下さい。
※10秒混ぜるのは、コーヒー粉と牛乳を混ぜ合わせるためです。混ぜずにコーヒー粉が浮いたままだと、十分抽出できませんのでご注意下さい。
※長く置くと濃くなります。置く時間は、お好みで調整して下さい。
※お好みで、砂糖を加えてお召し上がり下さい。
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カップの底にコーヒー粉が残るため、後半は「ロイヤル」というよりもむしろ「ワイルド」という言葉がピッタリの味わいになります。
ということで「ワイルドミルク珈琲」の方が、良いかも知れませんね。
あと、火を付けたままコーヒー粉を煮出すと上品な味わいが消えてしまうので、あまりおすすめではありません。
珈琲の香りは繊細なので、くれぐれもお気を付け下さい。

きまめや
生豆屋(きまめや)