氷カフェオレの作り方

コクのあるアイスカフェオレに。

勝手に「氷カフェオレ」と命名しましたが、珈琲液を氷らせたものにミルクを合わせたものと考えていただければと思います。
市販品もありますが、ご自宅で作る方が安心・美味・安上がりなので、よろしかったらお試し下さい。

<用意するもの>
1)牛乳
2)氷らせたコーヒー
※甘くする場合は、あらかじめ砂糖を加えておく。

氷カフェオレの作り方

氷らせたコーヒーに、牛乳を注いで出来上がり!

ミルクを注いで出来上がり!
氷カフェオレ。氷が溶けていくと、だんだんアイスカフェオレに近くなります。
小さく氷らした珈琲
砂糖をたっぷり入れると、シャーベットに近い食感になりそのまま食べても美味しいです。

氷カフェオレのポイント

1)コーヒーは深煎り豆で
牛乳と合わせる場合は、強い苦みと香ばしさがある「深煎り豆」を使うのがオススメです。
牛乳の濃い味わいにも負けないように、また時間の経過による酸味が出ないように、できるだけ「深め~ごく深煎り」の焙煎豆を選びましょう。

2)小さく氷らす
小さい形に氷らす(または小さく砕く)と、牛乳とよく混ざって美味です。小さい氷ができる製氷器をお持ちでしたら、そのままアイスコーヒー(冷ましたコーヒーも可)を注いで冷凍庫へ入れればOKですね。

3)砂糖を入れてシャリシャリ感
ブラックコーヒーを氷らすと、普通の氷と同じようにカチコチに固まりますが、砂糖を入れるとまるでシャーベットのような歯触りに。
これは、水の中に不純物(ここでは砂糖)が多いほど、氷点が下がるからだそうです。
もし砂糖を摂っても健康上差し支え無い場合は、ぜひお試し下さい。
砂糖の量は、後から牛乳で薄まる分、ホットに入れる量の1.5~2倍くらいを目安にしましょう。

4)ブラックの場合
ブラックコーヒーを氷らすと牛乳に溶けにくくなりますが、ゆっくり味わいの変化をお楽しみいただけます。
また、牛乳ではなくアイスコーヒーと合わせれば、氷が溶けても薄まらないのでオススメです。

暑い季節にはピッタリの氷カフェオレ、良かったお試し下さい。

きまめや
生豆屋(きまめや)

格安アイスコーヒーの中身

お値段を検証

紙パック詰めのアイスコーヒーが、1本(1リットル)で198円で売っているとします。
そのアイスコーヒーは、通常スーパー等の小売店向けに1本70円~80円で取引されるそうです。
100円ちょっとの上乗せ分は、一日中冷蔵庫で冷やしておく必要がありますし、賞味期限切れで在庫処分という最悪のケースも考えると当然のことかも知れません。

格安アイスコーヒーの中身は?

とりあえず、コーヒー豆専門店で販売されているようなアラビカ種100%コーヒー豆の可能性はかなり低いです。

代わりにロブスタ種の豆が使われることが多いです。
ロブスタは、インスタントコーヒーの原料としても良く使われ、安価で抽出時に色が出やすく、濃いコーヒーを演出してくれるのが特徴。
味わいは・・・ストレートで飲むと泥臭くてビリビリと刺激があり、かなり強烈な味わいです(普通不味くて飲めません)。
カフェインもアラビカ種の約2倍含まれているので、体への刺激も強くなります。
#ただし、ロブスタを深煎りにして2割程度の配合に抑えたブレンドであれば、結構美味しいコーヒーになります。

ロブスタのおかげで、薄いコーヒーでもしっかり色が付きます。そこにコーヒーの香りがする薬品(香料)でも入れれば、ばっちりコーヒー味に!
本当に香料の威力って、すごいなーと感心してしまいます。
「赤色にしてイチゴの香料を入れれば、イチゴ味!」と良く似ていますね。

このようなアイスコーヒーだと、どうしてもミルクやガムシロップを沢山入れてしまう、という話は良く聞きます。
安全・新鮮で美味しい豆から作ったアイスコーヒーだったら、ブラックで十分美味しいのですが・・・。

きまめや
生豆屋(きまめや)

簡単にアイスコーヒーをグッと美味しくする方法

ここでは、ホットコーヒーから簡単に作れる「美味しいアイスコーヒー」の作り方をご紹介します。
「究極のアイスコーヒー」ほどこだわるのは面倒。
「水出しコーヒー」ほど時間をかけたくない。
「朝ホットを飲んで、残りで美味しいアイスコーヒーを作りたい。」
・・・そんな欲張りな方々にオススメです。

作り方はとっても簡単。
「ホットコーヒーを作ってから、氷の中にぶち込む。終わり。」
だけど、この方法で美味しくするには、ちょっとコツが必要です。下記のルールを守って作れば、きっと美味しいアイスができあがります

氷はあらかじめ用意しておく

「コーヒーができたかな。じゃあ冷凍庫から氷を出して・・」なんてやっていたら、とても美味しいアイスコーヒーはできません。
コーヒーの香りを封じ込めるためにも、できるだけ早く冷やせるように大きめの氷をたっぷりサーバ(コーヒーを受ける耐熱容器)に用意しておきましょう。
サーバの代わりに、耐熱グラスにゴロゴロ氷を入れておくのも良いですね。氷めがけて熱々のコーヒーをジュッと注げば、1人分でも美味しいアイスができあがります。

やっぱり深煎り豆で

浅煎りや中煎りの豆でアイスを作ると、喉につまるような酸味が出てしまってとっても悲しいです。やっぱりここは、ちゃんと深煎り豆を選びましょう。
「深煎り豆」の中にも、深煎り~ごく深煎りまでありますので、お好みに合わせて選んで下さい。

例えば・・・
深煎り(フレンチロースト)  → きまめやブレンド深煎りやガテマラ深煎り等、まろやかな苦み・軽い口当たりのアイスが好きな方に。

ごく深煎り(イタリアンロースト)  →ヨーロピアンブレンド等、キリッとした強い苦みとコクのあるアイスが好きな方に。ミルクやクリームをたっぷり入れる方にも。

鮮度がとても大事

いつ焙煎したか、いつ挽いたか分からない豆で「さぁ、美味しいアイスコーヒーを作ってちょうだい!」と言われても・・・。
酸化した豆では、後味スッキリ・胃に優しいアイスはできません。これはホットコーヒーも同じですね。

新鮮な豆を使えば、透明感のある味わいでスッと飲める、体に優しいアイスコーヒーができあがります。

濃いめに抽出する

氷で急冷するため、どうしても薄まってしまいます。それを補うために、濃いめにコーヒーを抽出するのがポイントです。
豆は「細挽き~やや細挽き」にして、コーヒー粉の量も多めにしてみて下さい。また、冷蔵庫に保管する場合は、急冷させた後に残った氷は取り除いてください。氷が溶けると、だんだん薄まってしまうので。

以上、大まかなポイントを書いてみました。 美味しいアイスコーヒーを作りたい時に、是非おためしください!

きまめや
生豆屋(きまめや)