以前、「屋外焙煎の注意点」で「屋内でも、窓際での焙煎は要注意」というお話をしましたね。
これは、実は自分の失敗から学んだことだったのでした。ということで、今日はその失敗談です。
当店で2台目の焙煎機を導入する際、「外から良く見えるように」と窓際にわざわざ設置しました。これなら、外からもよく見えるし、スポットライトとか当てたら格好良いに違いない!
しかし、実際に焙煎してみると・・・
天候や時刻によって日光の強さが変わってしまい、全然コーヒー豆の焙煎加減を識別できないことが判明しました。もちろん室内にはちゃんと光源がありますが、日光の影響が強すぎて正確な判断は無理でした。
結局、窓際に置いたのに一日中カーテンを閉め切っている始末。「これじゃあ、窓際に置いた意味が無い!」と思うのですが・・・。
毎日焙煎するなら、通行人にアピールするのは不可能だと、初めて気付いた次第です。せっかく明るい光が入る窓なのに、閉め切っているのは勿体無いですが、納得いく味わいを追求するためには仕方ないですね。
焙煎は、本当に奥が深いです。