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秘蔵!コーヒー豆知識

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コーヒーのポリフェノール

花粉症に効く?

花粉症スタッフから「ポリフェノールが効くらしい」と聞き、あれ?確か「ポリフェノール」は、コーヒーにも入っていたような・・・
そう思って色々調べた所、今までに何度かご紹介した成分クロロゲン酸が、主なコーヒー・ポリフェノールと判明しました。
クロロゲン酸は、コーヒー生豆(アラビカ種)10gあたり約300mg含まれていますが、焙煎がすすむにつれて減少、中煎り程度で10分の1ほどになります。
深煎りになるとさらに減少していくので、浅め焙煎の方がクロロゲン酸が多いということになりますね。

ポリフェノールの効能

2型糖尿病や肝疾患(肝がん、肝硬変)の発症リスクがコーヒーの摂取で低減されるという研究発表が話題になりましたが、これはコーヒーのポリフェノール・クロロゲン酸のおかげでは?と、以前お話しましたね。
ポリフェノールは植物が作り出す抗酸化物質で、抗ガン作用、抗肥満作用、口臭抑制作用に効果があると言われています。
さらに、コーヒーのクロロゲン酸については血圧降下作用も注目されていますね。あ、あと今回の抗アレルギー(花粉症)作用も、でした。

飲みたい時に飲む幸せ

コーヒーにポリフェノールが豊富と言っても、そのために無理して摂取するのはおすすめできません。
なぜなら、「飲みたい時に飲む」のが一番効果的だからです。
「美味しくて幸せ〜」という気持ちが、ストレス解消になり病気を寄せ付けにくくしてくれる訳ですね。

ちなみに、チョコレートにもポリフェノールが沢山入っていますが、食べ過ぎればダイエット効果は期待できません。赤ワインが効果的といっても、飲み過ぎれば肝臓に負担がかかります。
やはり、適度に摂取するのが一番ではないでしょうか。
#コーヒーは多少飲み過ぎても、新鮮で良質なものだったら体への負担も少ないので比較的無難な方かも知れません。

ところで、花粉症が爆発的に増えているのは何故でしょう?
大気汚染物質の中でも特にディーゼル排気ガスに含まれる微粒子が、スギに対する抗体を増加させるという報告がありました。
また水質、土壌などの環境汚染、食生活の欧米化、農薬・添加物などによる化学物質の過剰摂取、ストレスの増大などにより、日本人の免疫力が弱くなったことも花粉症の原因と考えられています。
花粉症は本当に辛いですから・・・
これ以上患者が増えないように、これからも環境問題や食生活について考えていきたいと思います。

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