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秘蔵!コーヒー豆知識

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コーヒーの呼び名(モカの名前の由来)

主に国名

よくお店でこんなこと聞かれます。
「エルサルバドルってどこの国の豆?」
「えっと、中米にあるエルサルバドルという国です・・・。」
「なんだ、国名だったのか。」
なるほど、豆の呼び方が統一されていないので、混乱するのは仕方ないですね。

ほとんどのコーヒー豆は、「ブラジル」「コロンビア」「ガテマラ」など生産国の名前 で呼ばれていますが、さらに細かく産地名「アンデスマウンテン」「キリマンジャロ」と呼ばれることもあります。

モカは?

他にも、「サントス」のように出荷港の名で呼ばれることもあります。
出荷港は、産地からの流通経路を表すキーワードであり、豆の品質を表す基準になる!・・・んだそうです。(業者さんによると)

ところで。
「モカ」は何の名前かご存じですか?
実は、アラビア半島のイエメン南西部、紅海に面する港町の名前なんです。この港に集められ、輸出されたコーヒーを「モカ」と呼んでいたそうです。
・・・呼んで「いた」?
そう、この「モカ港」は流出する砂のためにさびれて、170年前頃にはコーヒー豆の輸出をやめてしまいました。
でも、「モカ」という独特の響きは今も残っているんですよね。
「モカ」特有の香りは、私も大好きです。

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