水だしコーヒーは、別名ダッチコーヒーとも呼ばれています。
ダッチ・・・は「オランダの」という意味ですね。オランダ人が、自国の植民地のインドネシアで「水だしコーヒー」が愛飲されているのを知り、世に広めたのが語源と言われています。
で、オランダ人は水だしコーヒーばかり飲んでいるかというと。
オランダに住んでいた友人の話では、水だしコーヒーを見かけることは殆ど無いそうです。まぁ、あくまで語源ということですね。
水だしコーヒーは、名前の通り水を使って長時間低温抽出をします。よく、おしゃれなガラス製の器具で抽出しているのを見かけるのではないでしょうか。。
あのように優雅に抽出する方法もあれば、麦茶パックのようにそのまま水に入れちゃう方法など、いろいろあります。
原理は同じで、深煎りコーヒー粉に水を順次滴下するか、水の中にコーヒー粉をそのままバックごと入れてしまうかの違いです。
それぞれに長所、短所があります。
まず、ガラス製器具の場合は、抽出中にとても優雅な時間を満喫できるのですが。
抽出過程で細いガラス管を使う場合が多く、常温状態で抽出するため衛生管理がちょっと大変。暑い時期は特に要注意ですね。
一方当店が扱っているコーヒーバッグは、冷蔵庫に入れるだけで手軽においしい水だしコーヒーができるのですが・・・・情緒は無いですねぇ。
抽出濃度や抽出時間は多少違うものの、どちらもまろやかで美味しい水だしコーヒーができるのは確かです。
で。個人的には、冷蔵庫に入れるだけで簡単にできて、後片づけも楽な情緒の無い水だしコーヒーバックが大好きです。
でも、誰かに入れてもらうなら、専用のガラス器具で入れてもらうのが良いかも・・・。