有機栽培珈琲豆・生豆屋 > コーヒー豆知識 > 水出しコーヒー メニュー&ご注文 | ブログ

秘蔵!コーヒー豆知識

アイスコーヒー・ホットコーヒー&コーヒーの木

水だしコーヒーの意外な話

必然的に生まれた方法?

「水だしコーヒー」は、熱湯抽出に比べると豆の香りや個性は控えめだけど、スッキリまろやかな味わい。
これが低温・長時間抽出による独特の味わいと言えるでしょう。

以前、オランダの植民地であるインドネシアで水だしコーヒーが作られていたことはお話しましたね。
これは個性や香りを押さえるために、わざわざ水で抽出したという説もあります。

インドネシア産で香りと個性を押さえたい豆といえば?
・・・ロブスタ種の豆ですね。
ロブスタ種は、気候条件の変化に強く安価だけど、泥臭いのが特徴。 このまずい豆(失礼!)をいかに美味しく飲むか・・・という条件の中から生まれたのが「水だしコーヒー」という訳です。

成分の違い

美味しいトコ取りをしてくれる、偉い「水だしコーヒー」。
スッキリとした味わいなので、抽出されるコーヒーの成分も少ないような気がしますが。実は長時間抽出するため、成分によっては、熱湯よりも多く抽出される場合もあるのです。
カフェインもその成分の一つ。同じ豆で比べると、熱湯抽出よりも多くなります。ただ、「水だしコーヒー」は「深煎り豆」を使うのが基本ですし、「水だしコーヒーバッグ」については「ごく深煎り豆」を使用しますので、それほど気にする必要は無いでしょう。
あと一つ、付け加えるなら・・・
いろいろな成分が抽出されても、残留農薬の心配が無い「有機栽培コーヒー豆」がオススメですね、やっぱり。

Copyright Kimameya Co.,Ltd. Since 1999