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 種の蒔き方 

●豆を背負って登場

前回「種植え」についてお話しましたね。
今日は発芽〜植え替えのお話です。

発芽した時は、重たそうな豆(種子)を背負っています。
か細い芽に大きな豆がくっついているので、思わず外してあげたくなりま
すが、そこはグッと我慢。自然に落ちるまで、放って置いてあげましょう。
それが自然に落ちると、豆の中で育っていた双葉が開いてくるはずです。
#手で無理に取ると、双葉の発育が悪くなりますの注意して下さい。


●植え替えの注意点

鉢が小さくなってきたら、春か秋に植え替えをしましょう。
植え替え時のポイントは、「シャベルを使わないこと」。
コーヒーの木の根は「直根」といって側根が小さく、主根が垂直に大きく
伸びているのが特徴です。大根や人参も「直根」の仲間ですね。

ですから、植え替えの時にシャベルを使うと、大切なコーヒーの
直根を傷つけてしまう恐れがあります。
直根を削られてしまったら、もうコーヒーの木は元気に生きて行けません。
小さな芽だなぁ、と思っていても意外と根は深いので、くれぐれもご注意
下さい。
シャベルを使うくらいなら、えいっと垂直に引き抜く方がずっと良いそう
です。

あと、有機肥料は双葉が出てしっかりしてきた頃から与えて下さい。
それまでは与える必要はありません。

また、室内で育てる時は、葉水を時々してあげて下さい。
特に、冬はとても乾燥していますので、霧吹きで葉の表と裏に水滴が落ち
ない程度に、吹きかけて下さい。
葉が元気になりますし、害虫を寄せ付けない効果もあります。
#夜の葉水は、葉が冷えるので避けて下さい。

<参考>
 ○種の蒔き方(コーヒーの木)
 ○コーヒー豆の収穫
 ○コーヒー豆の精製
 ○コーヒー豆の脱穀


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