運動した後に、濃いコーヒーや栄養ドリンクを炭水化物と一緒に摂取すると、体力の回復が早まるという調査結果が報告されました。
これはオーストラリアの調査チームが発表したもので、カフェインを摂取した被験者は、摂取していない被験者と比べて筋グリコーゲンの貯蔵量が66%増加していたとのことです。(運動終了から4時間後の場合)
筋グリコーゲンは運動中の筋肉の主要エネルギーになるため、カフェインを摂取することで、翌日の運動のためのエネルギーをしっかり貯蓄できるようになるそうです。
※参考記事はこちら。
※論文の要約はこちら。
確かに、クタクタに疲れた時に「とりあえずコーヒーでも・・・」と思うことが多いです。
コーヒーを飲むと元気になるのは、美味しいからだと思っていましたが、それだけではなかったのですね。
ご飯や麺類、パンなどの炭水化物と一緒に摂取すると効果的なので、翌日に疲れを残したく無い時には食後のコーヒーが良いようです。
ところで、コーヒー成分といえばカフェインですが、栄養ドリンクにも入っているとは知りませんでした。
コーヒーの10倍以上もカフェインが入っているものもあるそうなので、カフェインに気を付けている方はくれぐれもご注意下さい。