「美味しければ、マナーなんてどうでも良いさ!」
確かにその通りですね。でも、大事なお客様がみえた時にあたふたしないよう、もう一度おさらいをしておきましょう。
カップは冷めにくい形(口が広く開いていないもの)がおすすめです。あらかじめカップを温め、コーヒーが冷めないように気をつけましょう。
コーヒーを注ぐ時は、だいたい8分目を目安にします。それ以上注ぐと、お砂糖やクリームを入れた時にあふれてしまう恐れがあるので要注意です。お砂糖やクリームはあらかじめ加えず、お好みで加えることができるように添えましょう。
ソーサの上にカップをのせる時は、取っ手部分が右側でも左側でもOK。ただ、お客様から見て右側に取っ手を持ってきた方が、カップの模様が綺麗に見えるようにデザインされていることが多いです。
スプーンはカップの前に置きましょう。
ケーキと一緒にコーヒーをすすめる場合は、食べやすいようにケーキを正面に置き、その右側にコーヒーを置くと良いです。
ケーキは、お客様から見て一番美味しそうに見えるように置くのが大事です。例えば、三角形のケーキなら切り口が綺麗に見えて、かつ食べやすいように鋭角を左に向けて置きましょう。
もしチョコレートなどの小さなお菓子を添える場合は、コーヒーを正面に置き、お菓子は右側に置くと召し上がりやすいです。もちろん、左利きの人もいますので「右側に置くのが一番良い!」とは言い切れませんが・・・。
コーヒーが主役だったら、味覚を鋭敏にするために冷水を添えた方が良いでしょう。ただし薄く抽出されたアメリカンコーヒーだったら、お茶のように飲めるので冷水を付ける必要は無いと思います。
コーヒーをテーブルに置く時は、お客様の右側から配置するのが基本だそうです。
が。明らかに右側が狭くて動きにくいという場合は、左側からでも良いと思います。熱々のコーヒーをお客様にひっくり返したら、それこそ大変ですからね。
こんな感じですが、いかがでしょうか。どうしたらお客様が召し上がりやすいか?と考えながらすすめれば、特に難しいことは無いようですね。
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