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塩コーヒー

前回は「禁断の餡(あん)コーヒー」についてお話ししましたね。
今回は意外な味わいの「塩コーヒー」についてお話ししたいと思います。

塩コーヒーとは?

塩入りコーヒーのことです。
実はコーヒー豆産地のエチオピアでは、塩を入れて飲むそうです。
そのため、彼らにとっては「塩コーヒー」が普通のコーヒーということですね。

さて、お味の方はどうでしょうか?
皆さん「コーヒーに塩?」とビックリしたかも知れませんが、意外といけます!

塩コーヒーを楽しむポイントは「塩を入れすぎないこと」。
入っているかどうか気づかないくらいに、ごく軽くひとつまみだけ入れる程度がお勧めです。
コーヒーの味わいがまろやかになって、甘みが引き出される感じになるからです。

また汗をかく暑い季節には、完全なブラックコーヒーよりも少しだけ塩が入っていた方が、体内への水分吸収が良くなり脱水症状の予防にもなるかも知れませんね。
まあ大量に汗をかかないなら、それほど心配はしなくても大丈夫ですが。

和菓子からヒント

日本には「塩キャラメル」というのがありますね。沖縄の「雪塩ちんすこう」も私の好物の一つです。
こういったお菓子は、塩だけが入っている訳では無く、甘みを引き立てるために塩が使われています。
甘い和菓子を作る時も、塩を隠し味で使っていますね。

そういう意味では、私達は「砂糖&塩」の組み合わせに慣れているかも知れません。
※ニュージーランド人の友達に「日本の伝統的スイーツには塩も入れる」と言ったら、ビックリされました^^;

コーヒーも同じように、甘いコーヒーがお好きな方は、砂糖の量をいつもより少し減らして塩を分からない程度に加えてみるのも良いかも知れません。
塩が甘みを引き立て、砂糖の量も減らせるので、ダイエット効果も期待できますね。

コーヒースープ?

では砂糖を入れずに、塩味が分かるまで塩を入れると、どんな感じでしょうか?
私の感想は「スープみたい!」でした。
特に、コーヒーにミルクや豆乳を加えた上で塩を適量入れると、本当にスープを飲んでいるような気になりました。

私はまだコーヒースープ(?)を好んで飲む気にはならないですが、例えば朝のパンと一緒に、というのはアリかなと思います。
砂糖を入れないため血糖値の変動も少ないし、これから汗をかくなら水分補給にもなり良いですね。

と、ここまでお勧めしておいて、こう言うのもなんですが・・・
私は、やっぱり「塩無しコーヒー」で行きたいと思います。
コーヒーそのままの味わいを楽しみたいので^^

参照元: 
「エチオピアのコーヒーの話」エチオピア協会

 


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