有機栽培珈琲豆・生豆屋 > コーヒー豆知識 > オーブン焙煎 メニュー&ご注文 | ブログ

秘蔵!コーヒー豆知識

アイスコーヒー・ホットコーヒー&コーヒーの木

オーブン焙煎に挑戦!

もっと早く挑戦すればよかった・・・

以前から気になっていた「オーブンでコーヒー生豆を焼くこと」。
名づけて「オーブン焙煎」。
なんとなくムラ焼けしそうな気がして躊躇していたら、10年も経ってしまいました。
そして、とうとう「気になるなら、とにかく挑戦してみよう!」と思い立ち、自宅のガスオーブンで焙煎してみました。

すると意外にも・・・美味しい!
こんなに美味しくできるなら、もっと早くやっておけば良かったと思いました。

焙煎は面倒だけど、焼きたての新鮮なコーヒーを飲んでみたい方、
一度に多めに焼きたい方、
下記の要領で、ぜひ一度お試し下さい。
 

オーブン焙煎の方法

これからご紹介するのは、オーブン温度200℃中煎りコースです。深煎りは途中から210〜220℃に変更します。
今回は自宅にあるガスオーブンを使用し、室温は22〜24℃でした。
-------
(1)オーブンを200℃に温める。
※温めが足らないと、時間がかかります。

(2)天板に、できるだけ重ならないようにコーヒー生豆(今回は有機栽培コロンビア260g)を並べる。
※生豆同士がくっついても大丈夫です。

(3)(2)をオーブンに入れて焼く。
※中煎りで30分が目安です。深め中煎り〜ごく深煎りが良い場合は、温度を210〜220℃に上げて様子を見ながら焼いて下さい。

(4)お好みの焙煎加減になったらオーブンから出し、完全に冷めたら手でモミモミして豆の薄皮を外します。
それをザルに入れて、うちわで仰いで薄皮を飛ばせば出来上がり!


<ポイント>
上記の方法は、ガスオーブンを使用した場合の目安です。お使いのオーブンや、室温によっても火の通り方が全く違ってくると思いますので、適当に時間・温度を調整して下さい。
※オーブンによっては、ムラ焼けする場合があります。ご自宅のオーブンの特徴をつかむまでは、こまめに焙煎のすすみ具合をチェックし、焦がしすぎないように注意しましょう。

焙煎が足らないと、酸味が強い、または青臭く感じることがあります。その場合は、再度オーブンで焼いてみて下さい。

温度が低いと、さらに時間がかります。高いと、早く終了します。お使いのオーブンでは、どのくらいの時間をかけるとベストか、色々と研究をしてみましょう。
※自宅オーブンで180℃だと、中煎りまでに1時間以上かかりました・・・。

(4)の手でモミモミ・・・・は、シジミを水洗いする要領でやってみて下さい。簡単に豆表面の薄皮がはがれます。
なお、うちわで仰ぐと周囲が薄皮で散らかりますので、予めご了承下さい。
※薄皮が気にならない方は、(4)はやらなくてもOKです。

部屋中に、焙煎の香り(臭い?)が充満します。しばらく独特の香りが漂い続けますので、予めご了承下さい。
※ガスオーブンをご使用の際は、必ず換気をしましょう。

生豆は、欠点豆・異物があったら焙煎前に取り除いておいて下さい。
※当店の生豆でしたら、欠点豆・異物等を除去してから袋詰めされていますので、そのままご使用いただけます!

----
オーブンや室温によって火の通り方が全然違うと思いますので、色々と研究してみるのも楽しいですね。
よかったら試し下さい。
なお写真付きの詳細説明は、こちらからどうぞ!(画像が重たくて、どうもすみません・・・。)

Copyright Kimameya Co.,Ltd. Since 1999