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       ●夏バテとは 
       
「暑さが原因で、体の調子が悪くなること」だそうです。 
日本特有の高温多湿の気候も影響し、色々な症状があります。 
食欲不振による栄養失調や、睡眠不足、体がだるい等々。 
たぶん、お心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか? 
       
まぁ夏は暑いに決まっているので、いかに夏バテにならないようにする 
か! がポイントになってくると思います。 
       
      <夏バテ防止のポイント> 
(1)室内外の温度差を5〜6℃までにすること。 
   冷房が効きすぎた所に居なければならない場合は、薄手の長袖を 
   羽織るようにして、温度差による体力の消耗を防ぎましょう。 
       
(2)除湿すること。 
   高温でも湿気がなければ、夏バテしにくいとか。 
   自分で冷房を調節できる時は、冷やすよりも「ドライ」を使って 
   上手に除湿しましょう。 
       
(3)冷たいものをガブ飲みしないこと。 
   暑いと、つい冷たい飲み物を「グィッ!」と飲みたくなってしま 
   いますね。 
   でも、一気に大量の冷たい飲み物を体に入れると、水分が体に吸 
   収されにくくなりますし、体を冷やしすぎたりします。 
   また、胃液を薄めることで消化機能が落ちて、夏バテの原因にも。 
   冷たい飲み物は、少量ずつゆっくり飲みましょう。 
       
(4)糖分に注意 
   清涼飲料水や、スポーツドリンクなどは、糖分が多く入っている 
   ため、糖分の代謝で使われるビタミンB1が不足してしまいます。 
   これも夏バテの原因の1つ。 
   甘いジュースなどは、飲めば飲むほど喉が渇くという悪循環にな 
   りますので、できるだけ糖分の多い飲み物は控えましょう。 
       
       
      ●アイスコーヒーの適温 
       
ということで。夏バテ予防の観点からすると、アイスコーヒーはゆっく 
りと味わいながら飲むこと、できるだけ甘みを加えずブラックで飲こと 
が大事ですね。 
       
アイスコーヒーに氷を浮かべないで飲むのも、おすすめです。 
氷たっぷりで最後までキンキンに冷えているアイスコーヒーも良いです 
が。 
最初の一口目はヒンヤリ。時間をかけて飲み終わる頃には常温に近く・・・ 
というのも、なかなか趣があって私は好きです。 
      新鮮で美味しいアイスコーヒーなら、常温でも十分楽しめますのでお試 
し下さい。 
       
そして、一番体にやさしい理想的な飲み方は「夏でもホットで」という 
ことになります。 
この暑い時にホットなんて! と思われるかも知れませんが・・・ 
よく考えると、コーヒー産地は暑い所ばかりなのに、現地で「アイスコ 
ーヒー」を飲んでいる人はいないことに気付きます。 
先進諸国をみても、アイスコーヒーをこんなに飲むのはたぶん日本人く 
らいでしょう。 
       
「昼間の暑い時はアイスでも、朝晩はホットで」というご意見も良く伺 
います。夏はアイス一筋! の方も、夏バテかな?という時には、ホッ 
トを楽しんでみるのも良いかも知れませんね。 
       
         
         
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