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 恐るべし脱カフェインコーヒー 

●脱カフェインコーヒーは健康的?

脱カフェインコーヒーは、カフェインレスとも呼ばれています。
通常、生豆で1%前後のカフェイン含有率が、脱カフェイン処理された
場合、0.1%以下になるように定められています。

約10分の1に減る訳ですね。
最近は、健康志向の影響で脱カフェインコーヒーの需要も定着してきて
いるようです。

で。
脱カフェインコーヒーって、本当に健康的なのでしょうか?

残念ながら、私はそう思いません。
なぜかというと、生豆成分中にあるカフェインを無理に除去する過程で
有機溶剤を使うことが多いからです。
 

●残留有機溶剤入りコーヒー

基本的なカフェイン除去方法として、有機溶剤を溶媒として使う方法が
あげられます。

溶剤は主に、ジクロロメタン(塩化エチレン)が使用されますが、この
名前よく聞きませんか?

マウスにおいては発がん性が明らかで、ヒトで中枢神経に対する麻酔作
用、高濃度吸収の場合には精巣毒性を発揮する可能性あり
・・・の要注意物質。
最近、大気汚染の環境基準に設定された物質でもあります。

こういうモノを使って無理にカフェインを除去することが、果たして
健康的なのかな? と首を傾げるのは私だけでしょうか。

ちなみに、他にも水処理法、超臨界法などのより安全(?)な除去方法
もあるそうですので、「私はぜったいに脱カフェインが好きなの!」
という方は、その製造過程をしっかり見極めた上で購入することを、
おすすめします。

 


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