●カフェインの効能
カフェインはよく悪者として見られますが。頭痛に効いたり、消化促進
にも効果的というデータもあります。
もちろん、心臓病や胃潰瘍などの持病があって、カフェイン入りのもの
を飲めない方もいらっしゃいます。
では。特に持病が無い場合、どのくらいカフェインをとると副作用が出
てくるのでしょうか。
だいたい、濃く出したコーヒーを30分以内に10杯以上飲むと、良く
ないそうです。
しかし。短時間にコーヒーを10杯以上飲むのって、結構難しいですよ
ね。もちろん、症状には個人差もありますし。
一般的には、妊娠後期の方はカフェインの代謝機能が低下するので、
コーヒー等のお茶類は控えた方が良いそうです。
●カフェイン含有量
ところで。コーヒーと紅茶では、カフェイン含有量が同じ程度というこ
とはご存じでしょうか。
○抽出液中のカフェイン量
コーヒー 0.04%(10gのコーヒー粉に150mlの熱湯抽出)
紅茶 0.05%(2.5gの茶葉に100mlの湯で2分侵出)
にもかかわらず、何かと「胃にもたれる」と言われるのはコーヒーで
すね。
どうしてでしょう?
考えられる原因としては、
1.古くて酸化したコーヒーを飲んでいる
2.ポーションや粉末のクリーム、砂糖をたっぷりと入れている。
3.コーヒーを眠気覚ましに使って、不健康な生活をしている。
4.化学物質に過敏で、コーヒーの残留農薬に反応している。
5.コーヒーの何らかの成分に反応している。
という所でしょうか。
1〜4の中で、一つでも当てはまる場合は要注意です。
・古い豆を使ったり、保温器の上で煮詰まったコーヒーを飲めば、す
ぐわかります。
・砂糖の取りすぎも、当然胃にもたれます。
・ポーションや粉末クリームの袋の裏側に書いてある「おびただしい
添加物の量」を見れば、他の臓器(肝臓等)にかける負担も大きい
だろうということは、容易に想像できますね。
・今、急増している化学物質過敏症も無視できません。
もっと快適なコーヒー生活を、ぜひ送っていただきたいと思います。
#ちなみに、ここで言うコーヒーは「缶コーヒー」「インスタント」
等加工
したものは、問題外なので含まれません。
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