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 キリマンジャロの実体は?

●奇妙な現象

キリマンジャロは、赤道直下にありながら万年雪に覆われている山で、
タンザニアという国にあります。

国際的には、キリマンジャロと呼ばれる豆はキリマンジャロ地区でとれた
ものに限られますが。
何故か日本だけは、タンザニア全土(一部地域を除く)の豆をすべて
「キリマンジャロ」と呼ぶことができます。
その結果、本当に輸入されているキリマンジャロの何倍、何十倍ものキリ
マンジャロが日本で販売されているという奇妙な現象が起きています。
 

●日本は変?

理由は簡単。
「キリマンジャロ」という名前を付けると売れるからです。
同じ豆でも「タンザニア」と名付けると全然売れないから、ついつい
キリマンジャロって呼んでも良いよ〜ってことになったとか。

この奇妙な現象を、富士山の湧き水でたとえてみましょう。
富士山の湧き水を「富士の名水」と名付けて売ったとします。
あんまりよく売れるので、日本中の水を全部「富士の名水」と呼んでも
いいよ、と決めました。

・・・そんなバカな! と言いたくなりますね。
そう、キリマンジャロ地区の人々も、「そんなバカな!」って言って
いるそうです。

もちろん、こんな決まりを作ったのは日本だけ。
欧米の人々が首をかしげてしまうのは当然かもしれませんね。
 


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