本来人間が持っているホルモンの真似をして、人体にイタズラする化学 物質のことです。
では、どのようなイタズラをするのでしょうか? 良く知られるのは、人間の「精子減少」や「子宮内膜症」、「不妊」、 「自己免疫疾患」等です。 二十世紀初めから上昇し続けてきたわが国の男児出生率が、1970年 を境に減少傾向に転じたことも、環境ホルモンが影響しているのでは? と言われています。
将来赤ちゃんが産まれなくなることを危惧して欧米では「人類滅亡のシ ナリオ」とも言われています。
こんなイタズラ者の「環境ホルモン」を、妊娠初期に摂取したらどうな るでしょう? 妊娠初期は、胎児の生殖機能を形成している大事な時期でもあります。 くれぐれもご注意ください。
そして、「環境ホルモン」であるのと同時に、「発ガン性物質」である 農薬が多いことも見逃せない問題です。