| ●ギフトが命? 最近、某ショッピングモールに加入しました。
で。その勧誘がこんな感じでした。
 「年末の売り上げ商戦に間に合いませんよ! ギフトを売るなら今加入し
 ないと!!」 とバシバシ電話を受けていた訳です。
 私は、なぜ「ギフト」「ギフト」と担当者が連発するのかよく意味が分か
りませんでした。お歳暮が沢山出るのかなぁ、なんてぼんやりと考えてい
 た程度だったんです。
 で、よくよく聞いてみると。
普通コーヒー豆店は、年末年始にギフトを売りまくって他の期間の売り上
 げ分をカバーするんだとか。
 なるほど。そいういうものか。そう言えば、どこに買い物へ行っても
 「お歳暮!」って書いてありますよね。
 でも、コーヒー豆ってそんなにギフト向きでしょうか。
 
 ●どうしてもっていうなら・・・
 コーヒーの好みは十人十色だし、抽出方法も人それぞれ。
おまけに愛用のミル(豆挽き)を持っているかどうかも重要なポイント。
 自分で豆を挽かないと気が済まない方もいれば、挽いてある豆じゃないと
 困るという方も多いからです。
 また最近では、家庭用焙煎器もかなり普及してきていますので、実は
「生豆」を贈った方が喜ばれるということもあります。
 そう考えると、コーヒー豆のギフトっていうのは意外と難しいのかもし
 れませんね。
 
 それでは、
「相手の好みや抽出方法は知らないけど、美味しいから贈りたい!」
 ・・・っていう時にはどうすれば良いのでしょうか。
 以前、プレゼントご応募時にお願いしたアンケート結果がありますので、
ご覧下さい。
 ○コーヒー豆を購入する時は? (アンケート1,052名様回答)
焙煎豆で買って自宅で挽く・・・・18%
 挽き豆で買う・・・・・・・・・・76%
 生豆で買って自宅焙煎・・・・・・ 4%
 ○味わいの好みは? (アンケート1,023名様回答)
苦いものが好き・酸味は苦手   36%
 バランスのとれた味わいが好き  40%
 軽い口当たりが好き・酸味が好き 24%
 この結果から、「コーヒーの好みが分からない方」に贈るならば
苦み主体の「深煎り豆」、バランスのとれた「深め中煎り豆」、軽い感じ
 の「中煎り豆」と、3種類くらい合わせて贈ると良いかもしれないですね。
 挽き加減は、やはり「中挽き」が無難かと思います。
 
 ちなみに当店でも、ひっそりとギフトを販売しております。
他では絶対に買えない変わったギフトセットで、注文がくるとハサミを持っ
 てチョキチョキ・・・手がとっても疲れるんです。
 詳しくはこちら!(販売終了しました::2003/12/08)
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