皆さんが飲んでいるコーヒーは、遠い国から運ばれてきたものだということはご存知ですね。
日本の気候ではコーヒーを栽培するのは難しく、屋外でコーヒーの木を育てられるのは八重山諸島や小笠原諸島の一部くらいではないでしょうか。
その他の地域で育てる場合、寒い季節には注意が必要です。冬は温かい部屋の日が当たる所へ置くこと、そして水をやり過ぎないようにすることが大事です。土が乾くまでは水をあげないようにし、乾燥した部屋なら霧吹きを使って葉を湿らせてあげましょう。
ポカポカした日中には、少しだけ外に出してあげるのも良いですね。ただ、家の中に入れ忘れたまま寒くなると、あっという間に枯れてしまうので、要注意です。
枯れる・・・という表現は少し違うかも知れません。
木が枯れる状態は、少しずつ葉の色が薄くなり、茶色になって落葉する、つまり生き続けながら枯れていく過程がありますね。
でも寒い所に放っておくと、本当にパタッと終わってしまうのです。木の葉は緑色のまま朽ちていく感じです。それは悲しいことですね。入れ忘れそうな時は、迷わず家の中に置いたままにしておきましょう。
#昔、一鉢だけ家の中に入れ忘れ、大失敗した店長の教訓でした。
「冬に植え替えしても良い?」というご質問をいただきました。
室内にコーヒーの木があるとよく目について、「広い鉢に移してあげたいな」等、気になるお気持ちは良く分かります。でも、冬の間は冬眠しているようなもので、木の生長も遅く生命力も弱いです。この時期は植え替え等はせずに、温かく見守ってあげましょう。
#一番植え替えに適している時期は、春〜夏頃になります。力強い生命力がある時期を選ぶと、上手に植え替えができると思います。
< 参考 >
コーヒーベルトについて