トップページ ≫ 秘蔵! コーヒー豆知識 ≫ 他人事でない毒菜の話

 他人事でない毒菜の話 

その1 中毒患者が急増

毎年冬になると、香港で問題になるのが「毒菜」。「毒菜」とは、違法な農
薬を散布された野菜のことで、この時期中毒患者が急増します。

どうして、違法な農薬をわざわざ使うのでしょうか?
大雨続きで色あせ値上がりする野菜を、強い農薬を使うことで補おうとす
るためです。

どうして、中毒者が出るのでしょうか?
香港(中国本土も)では、野菜を洗って調理する習慣が無いためです。
いくら農薬でも、農業従事者以外で急性中毒になるのは珍しいですよね。

しかし。日本でも、最近の外食産業では輸入野菜がかなりの割合を占めて
いるのはご存じでしょうか。すべてのレストランで野菜をキレイに洗って
いるとも思えないし。
下痢や吐き気といった急性中毒は無いにしても、慢性中毒が心配です。
これは他人事とは思えない事件でもありますね。
 
 

その2 どこかコーヒー豆と似ている状況

この情報を入手した時、「なんだ、コーヒー豆と同じだなぁ。」というの
が率直な感想でした。
コーヒー豆も、先進国ではとっくに禁止されているDDTとか強烈な農薬
を使って、約3割のコーヒー豆は洗わないまま日本にやってくるといわれ
ています。

ただ毒菜は、葉野菜に直接吹きかけるため急性毒性が現れますが、コーヒ
ー豆みたいに脱穀する場合は、毒性も目立たなくなり問題視されずに済ん
でいるのでしょう。


トップページ ≫ 秘蔵! コーヒー豆知識 ≫ 他人事でない毒菜の話

有機栽培 コーヒー豆の店 生豆屋 Copyright © 1999 KIMAMEYA. All rights reserved.