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コーヒーを飲むと目眩(めまい)が起きる?

前回は「フレンチプレス(別名コーヒープランジャー、コーヒープレス)」についてお話ししましたね。
今回は、コーヒーと目眩の関係についてお話ししたいと思います。

コーヒーと目眩(めまい)の関係

コーヒーと目眩の関係について書かれている記事をいくつか見つけました。それらの記事では、主な原因として下記があげられていました。

1)カフェインによる影響(カフェイン過敏症を含む):
カフェイン過敏症の人だけでなく、免疫力が低下している時や胃腸が弱っている時などにコーヒーを飲むと、カフェインの刺激で気分が悪くなったり、動悸、発汗、手の震え、脱力感等の症状が出ることがある、とのことです。 つまり、カフェインが目眩を起こしている、という説です。

2)脳や神経などの別の異常:
コーヒーをやめても目眩が改善しない人は、身心の別の異常の可能性がある、とのことです。つまり、コーヒーのせいだと思っていたら、別の病気のせいだった、という説です。

以上。
確かに、そういうことも考えられますね。
でも、一番ありそうな原因が抜けているのはなぜでしょう? ・・・・つまりコーヒーに入れる「砂糖」も原因になりうることが、全く書かれていなかったのが不思議でした。

砂糖の糖質と、コーヒーの何らかの成分(恐らくカフェイン)の効果で、血糖値が急上昇するのは以前お話ししましたね。 その後に急降下した際に発汗、動悸、手の震え、脱力など低血糖の症状が起きることがあります。特に空腹時は、急降下しやすいです。

飲んだ直後の急上昇の時は「力が沸いてきた〜!!」となるのですが、急降下の時には強い空腹感とともに「ふらふら〜」となってしまう訳です。
これはカフェインと糖質がたっぷり入っている「エナジードリンクや栄養ドリンク」も全く同じですね。

このように血糖値が急上昇・急降下しやすい人は、意外と多いと言われています。
一説によると、日本人の2人に1人が低血糖症ではないかと言われているほど潜在的患者がいるとか。
ちなみに私も、そのうちの一人です。
甘いものを肌身離さず持っていないとダメという人は、もしかしたら私と同じ体質かも知れません。

以前は、体調が悪くてフラフラしているのかと思っていましたが、血糖値が急上昇しない食生活に変えたら大幅に改善されました。 ここ数年、低血糖の症状は全く出ていません。

もちろん「たっぷり砂糖を入れても全然問題無い!」という体質の人も沢山いますので、一概に砂糖が悪いとは言えません。
ただ私のような体質の人は、少し工夫して「甘いコーヒー」を楽しむことをお勧めします。

甘いコーヒー飲んでもフラフラしないために

コーヒーに砂糖を入れる人が多いのは、やはり苦みを相殺するためでしょうか。
そんな甘党の方ができる対策としては・・・

○ミルクやクリーム・豆乳等を入れて味わいをまろやかにして、砂糖の量をできるだけ減らす(ミルク等は糖質が低いので血糖値があがりにくいです)。

○一緒に食物繊維の多いものを食べる(食物繊維を一緒に摂ると、血糖値の上昇・下降がゆるやかになります)。

○砂糖以外の低糖質な甘味料を使う(※副作用があるものもあるので、ご注意下さい)。

たとえば、私は空腹時にエスプレッソに砂糖を入れて飲むと、30分〜1時間後には必ず強い脱力感に襲われフラフラします。 コーヒーに限らず、コーラ系、コーヒー紅茶系の甘いソフトドリンク、栄養ドリンクを空腹時に飲んでもダメですね。
あと濃い抹茶&超甘い和菓子の組み合わせも苦手です。すごく美味しい組み合わせなので、残念ですけど。

甘いコーヒーのお話をしましたが、私は「甘くないコーヒー」の方が好きです。
コーヒー本来の味わいを楽しめますし、一緒に食べるスイーツの味わいもグッと引き立ちますね。

甘党の方も、新鮮なコーヒーを入手できたら是非「砂糖無し」でお試し下さい。
きっと新しい発見があるに違いありません。


 


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