前回は、コーヒー豆屋を始めた理由(コーヒー嫌いだったのに)でしたね。
意外な理由で、使命感に駆られてコーヒー豆屋を始めた、というお話でした。
今回は「新型肺炎コロナウイルス対策」についてのお話です。
ウイルスに感染しても、無症状の人もいれば重症化する人もいますね。
この違いは何でしょう?
糖尿病など基礎疾患がある方や、妊娠中の方などは重症化しやすいと言われています。
一方、「免疫力が高い人」は重症化しにくい傾向にあるそうです。
では、免疫力とは何でしょう?
外から侵入した細菌やウイルス、または体内で発生したガン細胞などを撃退する「自己防衛システム」のことです。
免疫力は、加齢とともに低下しますし、強いストレスや睡眠不足、偏った食生活でも低下してしまいます。
では、どうしたら免疫力が高くなるのでしょうか。
人の腸にはおよそ1000種類以上、100兆個以上の細菌が住んでいると言われています。
それを顕微鏡で見ると「お花畑(フローラ)」のようになっているため、「腸内フローラ」と呼ばれています。
実は、体中の免疫細胞の約7割が腸にあると言われており、腸内フローラを良い状態に保つことで免疫力を高めることができるそうです。
具体的には、発酵食品(昔ながらの製法のもの)や食物繊維、ポリフェノールなどの抗酸化物質を積極的に摂ることが大事です。
腸内フローラの改善は、様々な成人病や肥満、アレルギーの予防にもつながりますので、ぜひこれを機に詳しく調べてみていただければと思います。
その他、免疫力を高めるためには、バランスの取れた食事と十分な睡眠、適度な運動、入浴(※)、ストレスを貯めず笑うこと(おかしくなくても笑うと多少効果があるらしい)など。
※自宅で簡単に実践できてお金のかからない「ヒートショックプロテイン入浴法」がお勧めです。
ところで、腸内フローラの改善に役立つ「ポリフェノールなどの抗酸化物質」は、確かコーヒーにも入っていましたね?
最新の研究で、コーヒーを1日2杯以上飲んでいた人は、それ以下か全く飲まなかった人に比べて腸内フローラのバランスが優れていることが分かりました。
また、コーヒーの摂取量が多い人の腸内細菌は種類が豊富で、抗炎症的であり、代謝異常や肥満に関連する細菌が少ない傾向にあったそうです。
腸内フローラに良い影響を及ぼす具体的な理由は分かっていないそうで、恐らくコーヒーに含まれるカフェインか、それともポリフェノールなどの抗酸化物質が関連している可能性が示唆されています。
ということで、とりあえず腸内フローラ改善のためにコーヒーを我慢する必要は全く無く、むしろ積極的に楽しむことをお勧めします。
2020年2月24日現在、新型肺炎の情報があまりにも少なく、安全なワクチンや特効薬も確立されていません。
感染力がかなり強いようですが、とにかく出来るだけ感染しないよう(感染が遅くなるよう)に気をつけましょう。
特に、高齢の方、糖尿病や心臓病など持病のある方、妊娠中の方などは、人混みを避ける等くれぐれもお気を付け下さい。
そして仮に感染しても重症化しないように、免疫力を高めておくことも大事です。
腸内フローラの改善が必要と判断した場合は、上記の提案の他にサプリメントを補給することも検討しましょう。
私は元々サプリメント反対派ですが、今回は緊急を要するので仕方無いかも知れません。
その他、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)のことや、サイトカインストームによる多臓器不全を防ぐため
血糖値を上げすぎないようにすること(糖質摂りすぎ注意)、などもお話ししたかったのですが・・・
長文になるので今回は諦めたいと思います。
もうすでに長文ですね、すみません。
私自身はかなり健康的な生活を送り(コーヒーも毎日しっかり飲んでいるので)重症化しないと思いますが。
万一感染したときに、気付かず無症状のうちに他の人に移してしまうかも・・・と思うと、心配で仕方ありません。
ということで、まずはしっかり予防しましょう!
そして、一日も早く収束しますように・・・