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 浅煎り豆の話 

●「浅煎り豆」は見つからない

以前、「ごく浅煎り」〜「ごく深煎り」まで、8段階に焙煎度合いを分
けることができる、というお話をしましたね。

実は、当店では「ごく浅煎り〜やや浅煎り」の豆は、販売しておりませ
ん。私のキライな横文字を使うと「ライトロースト〜ミディアムロー スト」
です。

理由は簡単。青臭くて(生っぽくて)、酸味が強すぎる場合が多いから
です。
そういう訳で、浅煎りで豆が販売されていることは殆どありません。
自宅で焙煎している方の中には、この浅煎りの「青臭さ」を経験されて
いる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 

●「中煎り」の魅力

「浅煎り」はイマイチだけど、「中煎り」がおすすめの豆は結構 あります。
「有機栽培ブラジル」もその一つ。
「有機栽培ブラジル」特有の芳醇な香りは、深煎りにすると消えてしま
います。この香りを楽しむなら、やはり「中煎り」が一番です。
 

ただ、浅めの焙煎だと酸化による味の劣化も早くなるので要注意。
新鮮な豆を挽いたらすぐに抽出して、冷める前に飲み終えるのが理想的
です。
ちょっと面倒だけど、「至福の一時」のためだったら、そんなに苦じゃ
ないかもしれませんね。

もし店で豆を挽いてもらうならば、味の劣化が遅い「深めの焙煎豆」を
選ぶことをおすすめしています。
※深めの焙煎豆:深煎りで豆の色が濃く、酸味が少ないもの。
 

 


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