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おいしいアメリカンコーヒーの作り方

日本で本場アメリカン珈琲は無理?

日本で本場アメリカの薄いコーヒー(※)を楽しもうと思っても、ちょっと難しいです。
なぜなら同じ豆を使っても、全然違う味わいになってしまうからです。
さて。何が違うのでしょう?

答えは簡単。水が違うからです。
アメリカの水は、酸味が出にくい「硬水」。コーヒー粉に対して湯の量を多くしても、イヤな渋みや酸味はほとんど出ません。むしろ苦み主体の、薄く飲みやすいコーヒーに仕上がるから不思議です。
良質な酸味が持ち味の「コナコーヒー」であっても、本場アメリカでは酸味を感じることはほとんどありません。

(※)アメリカの薄いコーヒー:地域によって好まれるコーヒーの濃さは異なります。例えば、ニューヨークでは薄い味わい、シアトルでは濃い味わいが好まれる傾向があるそうです。

 

「日本流アメリカン!」のコツ

一方、日本は「軟水」なので、良質な酸味や風味が出やすくまろやかな味わいを楽しめます。でも「軟水」で薄いコーヒーを作ると、渋みが出やすくなるので要注意。また鮮度が落ちて酸化すると、イヤな酸味も前面に出やすくなります。

そのため日本で薄いコーヒーを飲むなら、普通(または濃いめ)に抽出してから湯で薄める方が、ずっと美味しく仕上がります(※)。

もちろん、硬水のミネラルウォーターを買ってきて本場の味わいに近づいてみるのも楽しいですね。

(※)参考:お湯割り1つ!



 


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