■-●-▲-■-●-▲-■有機栽培ティモールの生豆を解説します!■-▲-●-■-●-▲-■

収穫後そのままの生豆 & 輸入された生豆

≪有機栽培ティモールの場合≫

その1:東ティモールで、収穫したままの生豆

欠点豆混入率=約80%
有機栽培コーヒーの木から収穫したままの生豆です。ここから産地の方々の多大な労力を費やして、欠点豆の除去が始まります。
写真からもわかるように木の枝や石なども混入しています。除去するものは、そのような不純物や欠点豆だけでなく、小さすぎる豆や変形した豆も除去の対象になります。

 
収穫したままの有機栽培ティモール生豆
<収穫したままの有機栽培ティモール生豆>

 
<浅めに焙煎した豆>   <深めに焙煎した豆>

 

 

大部分を占める欠点豆は、海外に輸出できないので現地の人々が焙煎して飲みます。浅めに焙煎すると雑味が出るので、深く焙煎します。
こうしていれたコーヒーは日本で飲むものとは別モノですが、缶コーヒーやインスタントを愛用する日本人よりもむしろ美味しいコーヒーを飲んでいるのかもしれませんね。

その2:日本に輸入された生豆(欠点豆除去後)

<欠点豆混入率 約2%>
この豆は麻袋から出したままのものです。大きさが揃っていて、欠点豆はほとんど見あたりません。

 
<欠点豆除去後の有機栽培ティモール生豆>

 
<やや深めに焙煎した当店のティモール>

 
ここまで粒が揃っていると、ムラ焼けの心配もありません。また欠点豆もちゃんと除去されているので、豆本来の味わいを堪能できる焙煎加減を選ぶことができます。
微妙な焙煎加減でバランスの良い味わいを出せるのは、良質な生豆を輸入できる先進国だけなのかもしれないですね。
 

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