「自宅で焙煎なんて難しそう・・・」と思っていませんか?
大丈夫!下記の要領で焙煎すれば、きっと美味しくできます。
今回は、有機栽培コロンビアを銀杏炒りで焙煎してみました。
これさえあればOK! |
<用意するもの>
・銀杏炒り ・ガスコンロ ・生豆 120g(200g程度まで可能です) ・ザル (無くてもよいです) ・うちわ (仰げるものなら何でもOK) ●焙煎は豆の色がよく見えるように明るい所でやりましょう。 ●写真の銀杏炒りは「手焙煎セット」に入っているものです。 |
欠点豆を除去しようと思ったけど・・・大丈夫だった! |
1.ザルに生豆をあけて、欠点豆を除去します。黒くなった豆やカビのはえた豆があったら除去しましょう。
●当店では、生豆でのご購入の場合、3割増しサービスをしております。焙煎によって1〜2割前後重量が減るためと、欠点豆を自宅で除去していただくためです。 ●当店では、できるだけ欠点豆を除去してから出荷しておりますので、そのまま焙煎されて問題ございません。 |
焙煎スタート! |
2.始めから最後まで、中火で焙煎します。
まず、水分を飛ばすために火から20cm程離して銀杏炒りを振ります。 ●豆の色が見えるように、銀杏炒りのフタは開けておきましょう。 ●底面に凹凸があるので、上下に振らなくても豆が転がってくれます。前後または左右に振れば、豆が飛び出すこともなくて安心です。 |
4分経過。甘い香りが漂う。 |
3.薄皮が舞いはじめ、黄色っぽくなってきます。コーヒー豆の香りとは全く違う、甘い香りが漂ってきます。
●均一に水分を抜くため、20cm程離して焙煎しましょう。 ●甘くて香ばしい、何とも言えない香りです。薄皮が舞って、頭の上にも雪のように降ってきます。気にしないで焙煎しましょう! |
6分経過。水分が飛びました。 |
4.左写真程度まで水分を飛ばしたら、今度は火から10cm程の所で銀杏炒りを振ります。「パチパチ」とハゼの音が聞こえるまでです。
●火が近くなるとムラ焼けしやすいので、休まずに銀杏炒りを振ってください。 ●このまま遠火でがんばってもよいですが、時間がかかります。筋肉痛が・・・。 |
9分経過。ハゼ終わりました。 |
5.「パチパチ」とハゼの音が聞こえたら、再び火から遠ざけましょう(20cm程度)。しっかりとハゼ終わるまで、遠火でがんばります。
●ハゼは豆の焙煎加減を知る一つのヒントです。均一な焙煎を目指すならば、遠火でハゼ終わるまで待ちましょう。 ●ハゼが完了したら、今度は自分好みの焼き加減になるまで、さらに焙煎してください。 ●深煎りがお好みの場合は、2度目のハゼが始まってしばらくしてから終了して下さい。 |
10分経過。焙煎終了です! |
6.ここだ! という所で火からおろし、ザルにあけて手早く冷まします。
●豆が余熱でムラ焼けしないように、うちわを使って手早く冷まします。 ●火からおろすタイミングが難しいです。
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コロンビアはこの焼き加減が最高! |
7.完成! 独特のコクがあって、かすかな酸味が残るように焙煎してみました。
●スタッフに飲んでもらったら「店のと同じ味だ。」ということでした。この「同じ味」を作るのが結構大変だったりします。 ●豆の色合いをしっかりと覚えれば、かなり早く上達すること間違いなし!
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● もっと手軽に焙煎を ●同じ生豆を使っても、毎回味わいが変わるから不思議ですね。その違いを楽しむのも良いですし、「これだ!」という味わいを追求し続けるも面白いです。 安全でおいしい生豆を使って、その日の気分に合わせて自分好みに焙煎する。
※自宅焙煎には「手焙煎セット」がオススメです!
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